皆さんこんにちは!
相談業務歴23年。これまで6000人以上の相談対応の実績があるKUMIです。
☑自分の気持ちを上手に人に伝えたい
☑相手にわかってもらえる話し方がしたい
このように思うことはありませんか?
私も社会人1年目の時は、悩み苦しみ色んな壁にぶつかってきたので、
その気持ちよくわかります。
今日は、
コミュニケーションとは?について、
野球のキャッチボールに例え分かりやすく説明します。
コミュニケーションが上達すれば、
必ず人がついてきます。
あなたの周りには、いつの間にか「人」が集まり
信頼される人物になれます。
☑コミュニケーションについて理解できる
☑コミュニケーションを高めるコツがわかる
コミュニケーションスキルを野球で例えたら 簡単にイメージができた話
コミュニケーションとは、ズバリ、「野球のキャッチボール」です。
ボールを相手に向かって投げる。
相手がボールをキャッチする。
キャッチしたボールを投げ返す。
投げ返されたボールをキャッチする。
この繰り返しが上手くいっている場合、コミュニケーションが上手に成立しているといえます。
①(野球で例える)相手が「どこ」にいるか見えてますか?|相手を知る
まず初めに、キャッチボールをするときに大切なのが、相手がどこいるか確かめる
ということです。
コミュニケーションが上手な人は、まず、相手がまだベンチにも入ってない。
ポジションにもついていない状況で、ボールを投げることはしません。
キャッチボールをする前に、ポジションに立っているか確かめてボールを投げます。
相手がポジションについているか、確認をする。
②(野球で例える)相手がグローブをつけて構えていないのに、ボールを投げていませんか?|前提をそろえる
次に、相手がポジションについたら、きちんとグローブをつけて構えている状態か確認しましょう。
グローブもつけてないのに、一方的にボールがとんできたら素手てキャッチすることになり危険です。また、1度2度はキャッチできても、続けてキャッチすることは難しいです。
長くキャッチボールが続くようにするには、相手がグローブをつけ、構えができている状態かどうか、確認しましょう。
相手がグローグを装着し、構えているか確認する。
③(野球で例える)相手がボールをキャッチしていないのに、豪速で投げ続けていませんか?
相手がボールをキャッチしてないのに、次々と豪速でボールを投げ続けていませんか?
投げたボールを、相手がちゃんとキャッチしているか確認しましょう。
大事なのは、相手がキャッチできるボールを投げることです。
自分のペースで投げ続けてはいけません。
キャッチできなかった場合は、投げ方を変える必要があるのです。
何度も言いますが、
相手がキャッチできるボールを投げること
これが大事です。
相手がキャッチしやすいボールを投げよう
コミュニケーション力の高い人が意識していること3選
①柔軟性
コミュニケーション力の高い人は、「柔軟性がある」という共通点があります。
コミュニケーション力の低い人は「べき」「ねば」の世界で生きています。
なので、自分の思うようにことが運ばなかったら、キレたり、怒ったりし、雰囲気を悪くします。
私の周りにも、よく怒ってる40代の女性がいるのですが、
その人の口癖が、
「私は」こう言ったのに、全然わかってくれない。
「私は」正しいことを言ってるのに、理解しない相手が悪い。
そして、愚痴や文句ばかり口にする。という時間の過ごし方をしています。
自分がどう話したのかではなく、相手にどう伝わったか
これが全てです。
皆さんは、キャッチボールの相手が変わっても、その人にあったボールの投げ方を工夫してください。これがコミュニケーションができる人のマインドです。
②「客観的」「多角的視点」
当事者はどうしても目の前のことに必死になりがちです。
そうなると、狭い視野で狭い考えしか浮かんできません。
しかし、コミュニケーション力の高い人は、「客観性」「多角的視点」があるという共通点があります。
【コミュニケーション力の低い人】
(例)車に乗ってせかせか動いていると、目の前の人やモノだけが目に入り、
効率よく生活するアイデアも浮かびずらい。
(特徴)いつも自分のことで精一杯 目の前のことに追われている
【コミュニケーション力の高い人】
(例)忙しい時こそ、車をおりて、ビルの屋上にあがってみる。
車でせかせかしている人を、ビルの屋上階から眺め、戦略的なやり方を考える
(特徴)問題の全体像を理解しようとする 戦略的な解決策を考えて伝える
この違いです。
③人間は言葉よりも、非言語で情報を判断することを意識している
皆さんに質問です。
情報の「正しい」「正しくない」を、自分は何で判断していると思いますか?
実験をしてみましょう。
次の動画の再生ボタンを押してください。
うちわを仰ぎながら女性が「今日はとっても寒いわ」(声はでません)と言っています。
口では、「今日はとっても寒い」と言っています。
でも、しぐさは、うちわを仰いでいます。
さて、あなたは、どっちの情報が正しいと思いましたか?
「うちわであおいでいる情報が正しい」
こう判断した人が多いはずです。
私はこの研修を毎年新入職員にします。
これまで一人も、「今日はとっても寒いと言っている発言が正しい」と返答した人はいません。
何が言いたいかというと、
人間は、「言葉からの情報」よりも「しぐさ」や「表情」等の
言葉以外の視覚情報の方が正しいと判断する生き物である。
とうことです。
余談ですが、うちの子からよく、
「お母さん、怒っとるよね?」と聞かれ
と返事をしていた私。
言葉では「怒ってない」といってても、明らかに表情や声のトーンは怒っている。。。
小さい子どもでも、本能的に、何が正しいかは一目瞭然。。
(余談)子どものSNSトラブルが絶えないワケ
言葉も大事ですが、それ以上に非言語の情報が大事という話をしてきました。
現代は幼い子ども時代から、携帯やタブレット等当たり前に手にする世の中です。
そのような中、増えているのがSNSトラブル。
なぜ、トラブルが多いかというと、ライン等のコミュニケーションツールは
顔の見えないまさに言葉だけのやりとりだからです。
人間が正しいと判断する「非言語」のやり取りがない中で、
「文字」というのは、自分の基準で情報をいいように解釈するという特徴があります。
そのため、行き違いや、思い込み等によるトラブルが多発しているのです。
まずは、大人や親がこの原則を理解し、
子どもがSNSトラブルに巻き込まれないような教育をしてあげてください。
人間は、言語より非言語で情報を判断する
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では
①コミュニケーションを野球のキャッチボールに例えて説明
②コミュニケーション力の高い人の特徴3選
・柔軟性
・客観的・多角的視点
・人間は非言語の情報で物事判断する生き物
このようなお話をしてきました。
あなたがこの3つを意識し、コミュニケーションが取れるようになれば
あなたに「信頼」が生まれ、人が集まります。
ひいては人を動かす魅力がつきます。
ぜひ、意識して毎日過ごしてみ下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!